猛暑の7月から2か月ぶりの観察会を開催。今回は斑鳩の里の樹木を観察し
ました。JR法隆寺前に21名の皆さんが集まり、本日の案内役 酒井氏の
挨拶後、元気に出発。まずは「斑鳩の里観光案内所」にて法隆寺などの木材
建築について、構造材としての木材の加工から木組みの仕組みと1300年
を経ても、現在に残る法隆寺の用材としての樹木の特徴(ヒノキ)を学び、
法隆寺へ、ここではクスノキ、クロマツ、アカマツ、タラヨウを観察。
特に巨木クスノキは大きな洞があり皆さんを驚かせていました。(集合写真)
斑鳩神社へ向かう途中、遠くの矢田丘陵林でもどんぐりの木が枯れる、
ナラ枯れ現象が奈良盆地周辺の森に広がっていることを観察しました。
斑鳩神社では石段の途中にあるイブキの巨木を触れてみました。
龍田神社ではいずれも奈良県指定記念物である、ソテツ(樹齢1000年)
と大きく天へ幹を伸ばしているクスノキ(幹回り6.7m、樹高28m)
を観察しました。当日は産経新聞記者の取材も受け10月なかごろに
記事の予定とお聞きし皆さん楽しみにしています。
下見をしていただいた酒井、重栖両氏、ありがとうございました。
クッキーや飴玉、イチジクのふるまいごちそう様でした。
写真:佐藤氏、文:甲斐野。